あいつがいなくなって、どれくらいの月日がすぎてっただろう…

あの夏の日　　<贈り物>

俺はKAT-TUNのメンバーとして頑張ってる。

仲間達も最高で人気もそこそこ（笑）

そんなある日、事務所にいつものように届く、

ファンレターやプレゼントに目をやっていた。

そこに気になるものが…

仁　　「！！！ …？」

それは からのプレゼントだった。

いつ送られてきたのだろう…

それは紛れもなく、 の字だった。

俺は小包をあけると、中から俺の欲しがってたネックレス…と、

が欲しがってたブレスレット。

それと、 が書いた手紙と、 のお母さんが書いた手紙が入っていた…

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

仁？元気に頑張ってますか？

さらにカッコよくなってるんだろうね！

な〜んにも言わず、いなくなる事、許してください。

こうでもしないと、優しい仁の事だから、心配になると思って…

仕事も、順調にいってる今、私達は別れないといけない。そう思って別れた。

待ってられなくてごめんね。

でも私はずっと仁の傍にいるから…

ずっと応援してるから…

頑張ってね。

愛してるよ…

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

… …

俺はもう一枚の方を読んだ…

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

突然のお手紙すみません。

の母です。

の部屋を整理するつもりなかったんですが、整理してたら、

この小包が置いてあったので、送らせてもらいました。

生前、お付き合いしていただいてたみたいで。

ありがとうございます。

貴方がいたから、 はここまで生きれたんだと思います。

貴方の事をよくベッドの上で話してました。

連絡しようかと聞くと、決まって、貴方の邪魔はしたくないと。

葬儀に呼ぼうかとも思ったんですが、これも が、

全部終わってから知らせてと。

だいぶ遅くなってしまいましたが…

本当にありがとうございました。

の母

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

俺の方こそ、ありがとうございます…

俺はネックレスとブレスレットをつけた…

ずっとずっと肌身離さずつけていよう…

大好きな がくれた…

線香くらいあげに行ってもいいよな…

愛してるよ、 …

ずっとずっとな！！

完

------　あとがき　------

う〜ん…なんか同じような内容だ…(￣∀￣;)汗

仁姫　　　　　　　　　　　　　　　　　　　'05.8.2

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