自分から離してしまった手…
もうあんな思いはしたくない…
もうこの手を離さない…
大好きな彼女がいた。
その人は俺より一つ上の 。
学校でも人気だった を俺がゲットした(笑)
大好きだった…
なのに俺は自分から手を離した…
ジャニーズ事務所に所属してる俺は、仕事と学校の両立が難しく、仕事をとった。
それと同時に と別れた…
後悔しない日はなかった。
が何度も夢に出てきた時もあった。
その都度、俺は涙を流した…
…
「亀梨くんと連絡とってないの?」
「とってないよ。別れたんだから…」
亀 「 …俺、学校やめるわ…」
「え?」
亀 「仕事に専念する…だから…別れよ」
「!!私は邪魔か…」
俺にはこうするしかなかったんだ…
俺らが付き合ってるのバレたら に迷惑がかかる…
に迷惑かける事だけは…
でも、毎日、 の事を考えてしまう…
「…」
「 !どした?亀梨くんの事考えてるでしょ?(笑)」
「う〜ん…元気にしてるかな?」
「会いに行ったら?」
「えっ?」
「行こう!!」
私は に連れてかれた…
出待ちというやつに…
「くるかな?」
「うん…」
そして、来た…
久しぶりに見る和也はカッコよくなっていた…
「あっ…」
和也と目があったように思った…
気のせいだよね…
亀 「!!」
?
まさか…な…
出待ちに がいるわけ…
俺は携帯のディスプレイを見た…
待ち受け画面は と一緒に撮った写真…
もう、二年も前のもの…
もしかしたら、 から電話やメールがあるかもしれないと思い、
番号もアドレスもそのまま。
俺には を守る自信がなかった…
でも、今なら…
なんて都合のいい話しだよな…
「 〜…私、まだ和也の事、好きかも」
「好きかもじゃないでしょ!好きなんだよ!しかもお互いね!」
「!!そうかな…」
「絶対そう!!」
「…」
私は和也に会う決意をした。
結果はどうあれ、この気持ちを和也にぶつけたい。
そう思った。
そうしないと前に進めない…
今、和也がどこに住んでるのか、わからない私は、
和也がどこにいるか調べて、出待ちした。
電話でもいんだろうけど、直接…直接言いたい…
『出待ち』というのしか思いつかなかった。
そして…
ファンがいっぱいいる中で、和也がでてきた…
「か、和也ー!!和也ー!!」
何度も何度も叫んだ。
「和也ーー!!」
亀 「!!! …?」
「和也!!私、和也が好きなの!!ずっとずっと好きなの!!」
亀 「 …」
俺は叫ぼうとしたけど、そのまま車の中に押し込まれた…
あれは、 だった…
がなんで…
なんか言ってたけど、ファンの声で聞こえなかった。
会いたい…
…
俺は、 の家に行く事にした。
の家の前で を待った。
「…!!か…ずや…?」
亀 「!! …」
「なん…で?」
亀 「…俺さ、ずっと の事、忘れられなくて…
でもカッコイイ事言って別れたのに…」
「…和也…」
亀 「!!」
が抱きついてきた…
俺はビックリしたけど、しっかり を抱きしめた…
「私も和也の事、忘れられなかった…好きなの」
亀 「俺も好き」
もう絶対離さない…
二度と、あんな思い、したくないから…
また一からやっていこう
守れる自信もある
もうこの手を離さない…
完
------ あとがき ------
離したくない手…あったな...( = =)トオイメ
仁姫 '05.8.5
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