時間がない…
時間が欲しい…
だから、せめて二人きりの時は…
大切な時間
連ドラに出てから忙しくなった。
毎日、寝る時間もないくらい。
でも、唯一の楽しみ。
それは大好きな彼女と会う事。
忙しくて、滅多に会えない彼女とは最低でも、月、2日は会うようにしてる。
会える時は、勿論、会うよ。
ただ、中々、会えない。
彼女にも寂しい思いをさせてる…
言葉にはださないけど、きっとそう…
そうであって欲しい(笑)
彼女は高校の時の先輩。
俺が一年の時、三年。
俺が高校を中退すると言った時、止めてくれたけど、
それでもやめると言った俺をずっと支えてくれた。
彼女の名前は 。
俺の大切な人。
今日は、その会う日。
一ヶ月ぶりかな?
でも、毎日、電話、メールで連絡してるから久しぶりとも思わない。
「!亀ちゃん!」
亀 「 !」
「お〜、やっぱりテレビで見るより、細いね。ちゃんと食べてる?」
亀 「食べてるよ! こそ、更に痩せてねぇ〜?」
「そう?でも、ここ最近、忙しかったからな…」
この時間が幸せだった。
と会ってる、この時間が…
「亀ちゃん、最近、凄い人気だね!」
亀 「ね、その亀ちゃんって、もうそろそろやめない?」
「えっ?ダメ?」
亀 「だってさ、もう付き合ってから5年経つんだぜ?」
「なんか恥ずかしいじゃん(笑)」
亀 「ま、いいけど(笑)」
そんな が大好きだった。
離したくない…
悲しませたくない…
俺は の気持ちにまだ気付かないでいた…
その気持ちに気付いたのは、ちょっとしたケンカになった時だった。
亀 [ なんだよ!今日はマジで疲れてるんだってば!また明日、電話するから ]
[ …もういいよ…こっちがどんな思いでいるなんて考えた事ないでしょ!
どんだけ我慢してると思ってんのよ!! ]
亀 [ … ]
そういって、電話は切られた…
えっ…俺が悪いの?
が我慢…?
わかっててくれたんじゃないの?
色んな思いが頭の中で回ってる…
田口 「それは、亀が悪いんじゃないの〜?」
亀 「えっ…」
田口 「だって、そう思ってたのは亀であって、彼女じゃないんでしょう?」
亀 「…」
田口 「いくら長く付き合ってたって寂しい時は寂しいと思うよ?」
田口に言われて、俺はようやく の気持ちがわかったような気がした…
もし、俺が の立場だったら耐えられない…
俺からメールはするものの、返事もそっけなく、 からのメールはこなかった。
電話もしてみるけど、留守電になる事が多かった。
俺は に会いに行った。
このままだとダメだ。
の気持ちをわかってやれなかった俺が悪い…
受信メール
亀ちゃん
[ 本文 ]
今、家の下にいるんだけど、これない?
「!!亀ちゃん…」
しばらくすると、 がきた…
俺は何も言わず、 を抱きしめた…
「!!」
亀 「ごめん、何もわかってなくて…俺、
に甘えすぎてたかも…
毎日、電話やメールしてても、会えなきゃ寂しいよな…こうやって抱きしめたい…」
は力強く抱きしめてくれた…
「ごめんね…でも、こうやって会いにきてくれて嬉しい…」
亀 「ごめんな…」
「私の方こそ、ごめんね…」
それから、俺は遅くなっても会いに行ける時は、 に会いに行くようにした。
俺の大切な時間…
大好きな と会う時間。
完
+++ あとがき +++
う〜ん…なんて言うんだろうww
時間って大切ですよねw
特に好きな人と一緒にいる時間ってw
仁姫 '05.10.24
OR
クリックお願いします。もちろん両方クリック大歓迎です!
作品については作品名も記入して頂けると嬉しいデス
感想なんかもくれると大喜びます♪
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||