何度も付き合い、別れを繰り返した…
なんでコイツじゃなきゃダメなんだろう…
ここから始めよう
俺には何度も別れては付き合いの女がいる。
ささいなケンカで別れたり…
その間に別の人と付き合うとかってのはあるけど、最終的にはコイツのところにきてしまう…
そいつは、…
「…聖…」
聖 「!…また別れた」
「…」
聖 「…なんだろな…じゃなきゃダメみたいだ…」
「聖…私も別れた」
聖 「え?」
「…なんか違うんだよね…」
聖 「俺も…」
・聖 「(笑)」
そして、俺達はまた付き合いだした。
が…
「なんでそうなのよ!」
聖 「なんだよ!」
「聖とは基本的に合わないんだよ」
聖 「!そうだな!」
…また、やっちまった…
なんでいつもこうなんだろ…
ホント、ささいな事…
周りが聞いたら呆れるくらいささいでくだらない。
なんでもっと大人になれねぇ〜んだろ…
ある日、俺は放課後、を見かけた。
もうと一緒にいないようになってどのくらいの日が経つだろう。
その日は雨だった。
聖 「…!…?」
雨の中、一人で立ってる…
どのくらいいるんだ?
ずぶ濡れじゃん…
何してんだよ、アイツ。
「…」
聖 「…?」
「!!」
聖 「何してんだよ…ずぶ濡れじゃんかよ」
「聖…」
俺は自分の上着をにかぶせ、雨のあたらないところに移動した。
もう、夏も終わり、少し肌寒い時期。
こんなんじゃ風邪ひいちまう。
俺はを抱きしめた…
「!聖?」
聖 「…黙ってろ。風邪ひくぞ」
「!…」
こんな抱きしめたからって風邪ひかないなんて事はない。
でも俺は抱きしめずにはいられなかった。
やっぱりコイツが好きだから…
聖 「…ホントは洋服乾かしながら抱きしめた方がいんだけどな(笑)」
「!(笑) …聖、ごめんね…」
聖 「! …俺もごめん…」
俺はを家に送った。
そして、俺はに告白する事を決めた。
新たな気持ちで、また一から始めるために…
次の日、俺はを呼び出した。
そこは俺がに初めて告った場所。
そして…
「聖!」
聖 「!」
「どうしたの?」
聖 「うん…あの、俺、お前の事、好きだ。付き合ってくれませんか?」
「聖?」
聖 「…俺ら、いっつもケンカばっかりだろ。一からまたやりたいなって思って…
またここから始められればって…」
「!!」
聖 「俺が初めてに告った場所…ここからまた新しい気持ちで始めないか?
俺にはしかいない…」
「聖…」
聖 「ガラじゃねぇ〜な(笑)」
「(笑) …よろしくお願いします」
聖 「!!」
「私にも聖しかいない。どんなにケンカしても、別れても、聖しかいない…」
聖 「…」
俺とが付き合いだしたのは俺が告って始まった。
その場所からまた始める。
何度別れても、またここから始めればいい。
が好きだから。
「もう!本気で合わないじゃないの!?」
聖 「そうかもな!!」
相変わらずだけど、それが俺達なのかも…(笑)
完
+++ あとがき +++
書き始めてから、だいぶ詰まり、やっと出来たものです。
ささいな、くっだらない事でケンカする時ってないですか?w
でも、正直、それでケンカできる相手っていいなって思います♪
仁姫 '06.4.7
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