好きです！付き合ってください！

好きな人からの告白。

もちろん、ＯＫ。

付き合い始めたわけですが…

俺の気持ち

好きな人がいる。

その人から好きだ、付き合ってと言われ、即ＯＫ。

これは当たり前だよね。

でも、なんか違うんだよ。

何がって？

何かなんだよ…

　「中丸ー！」

中丸　「！」

　「帰ろう〜」

中丸　「あ、俺、今日、日直！」

　「…じゃ、先、帰るね！」

中丸　「え？待っててくれるとかないの？」

　「…ない…かな？　またね〜！」

中丸　「…」

そう、こんな調子…

日直、掃除当番…帰りが遅くなる時は必ず帰っちゃう…

俺？俺はちゃんと待ってるよ…

『待たなくていい』って言われるけど…

どうなの？

これってどうなの？？

ホントに俺の事好きなの？？

などと思いながら、俺は の友達である、 と一緒に日直業務をこなしていた…

中丸　「…な〜、 どうなの？」

　「はい？」

中丸　「あ、いや…」

　「あの通りだよ？（笑）」

中丸　「だよな…（泣）」

　「中丸は のどこが好きなの？どこがって変だけど」

中丸　「どこが…全部？」

　「なんで疑問系？（笑）」

中丸　「う〜ん…どこって事ないんだよ。『 』が好きなんだよ」

　「…カッコイイ…ヅラのくせして…」

中丸　「ヅラじゃねぇ〜よ！」

なんだろうな…

とにかく『 』が好きなんだよ。

もちろん、嫌なところもあるよ。

でも、それもひっくるめて好きなんだよ。

それをアイツはわかってくれてんのか？？

　「…照れ隠しだと思うよ？」

中丸　「え？」

　「言っていいのかな？いっか（笑）中丸の事、大好きでね。
　　　　　告白する前の を見せてあげたかったくらい（笑）」

中丸　「…」

によると、俺に告白する前、もの凄くテンパッてたとか（笑）

俺に彼女がいるのかとか、告白していいのかとか。

それを聞いて俺はホッとした。

俺がしっかり思いを伝えないと…

　「いまだに『中丸』でしょ？ホントは名前で呼びたいんだよ（笑）」

中丸　「…さんきゅ！」

俺は帰りに の家によった。

俺の気持ちを伝えないと…

　「中丸…」

中丸　「少しいいか？」

　「うん」

俺達は近くの公園まで行った。

夕方だったけど、少し暗いせいか、人の姿は見られなかった。

　「どうしたの？」

中丸　「うん…俺な、 の事好きだよ」

　「うん？」

中丸　「めちゃめちゃ好き。嫌なところもあったりするけど、それも含めて が好き」

　「中丸…？」

中丸　「…大好きなんだよ。 じゃないとダメなんだ…」

　「ど、どうしたの？」

中丸　「うん、俺、ハッキリ自分の気持ち言ってなかったなって」

　「…」

中丸　「だから、『雄一』って呼んで？」

　「！！」

中丸　「 は俺の女だ…」

　「！！」

俺は を抱きしめ、キスをした。

付き合い始めて、初めてのキス…

付き合ってるのに、俺の事、好きなのか不安だった。

でも、そんな不安もどっかいった。

俺がしっかり気持ちを伝えれば大丈夫だと…

　「ゆ、雄一…」

中丸　「！はい（笑）」

　「！（笑）」

照れくさそうに俺の名前を呼んで頬を赤らめた は今まで以上に可愛かった。

は俺の女。

誰がなんと言おうがね（笑）

だから、もっと、『 』をだしてな！

完

+++　あとがき　+++

雄ちゃん短編、久しぶりｗ
ホントは、長編の予定だったけど、
なんか、これは話しが続かないと思ってｱｾｱｾ(￣_￣ i)ﾀﾗｰ
次、行ってみよう！（謎）

仁姫　　'06.6.27

　OR　
クリックお願いします。もちろん両方クリック大歓迎です！
作品については作品名も記入して頂けると嬉しいデス
感想なんかもくれると大喜びます♪