毎年、終わる頃には涙がこみ上げてくる…
打ち上げ花火
別に花火に思い出があるとかじゃないけど、なぜか、打ち上げ花火を見ると涙が出てくる…
毎年そう。終わる頃にはボロボロ…
でも、花火を見ないと夏を感じない。
と、花火を見ると夏が終わる感じがする。
田口 「 、花火大会いかね?」
「!あ〜、いいよ!」
私はいつも遠くから誰もいないところで花火を見る。
今回は淳と一緒だ。
それがなんだか凄い嬉しかった。
田口 「花火どうする?何時頃行く?」
「何時でもいいよ!あ、私ね、いつも見てる場所があるんだ!」
田口 「へぇ〜!って毎年行ってたの?」
「花火好きでねぇ〜!」
田口 「なんだよ、俺も一緒に連れてってくれよ(笑)」
「うん、だから行こ!」
時間を決め、待ち合わせた。
私は浴衣を着て行った。
なんかそんな気分だった。
田口 「!! …」
「!淳!」
田口 「 …キレイだよ」
「!!ありがとう」
私は淳をいつもの場所に連れてった。
田口 「へぇ〜、ここか〜!」
「うん」
ドンドンッ!!
田口 「おっ!すげぇ〜!!特等席じゃん!」
「いいよね、ここ」
しばらく花火に見とれた…
その間、何か喋るわけでもなく、ただじっと花火を見ていた…
そして、花火も終わりを迎えた頃…
やばっ…涙でそう…
必死でこらえていたけど、涙がでてしまった…
田口 「!!どうした?」
「!ううん…なんでもない…」
そう言うと同時に、私は何かに包まれた…
いや、抱きしめられたんだ…
「じゅ、淳??」
田口 「 …好きなんだ」
「!!…私も…」
田口 「マジ?」
私は淳の腕の中で頷いた…
そして、最後の花火があがった時、キスされた。
田口 「なんで、泣いたの?」
「わかんない。なんか涙でてくる…なんつうかな…胸がこみ上げてくるっつうか…」
田口 「そっか(笑)」
帰り、手を繋いで帰った。
毎年、あの場所で花火を見に来れたらいいね…
そう思いながら帰った。
完
------ あとがき ------
私、花火見ると、必ず、泣きそうになる(笑)
ホントに、胸がこみ上げてくる(笑)
それを元に書いてみました。
相手は結構悩んだけど、じゅんのかな?って思ってww
仁姫 '05.8.8
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