誕生日なのに…
しかも、こんな事って…
HAPPY BIRTHDAY 22th! 〜 運命 〜
今日、10月4日は俺の22歳の誕生日。
22年前の今日、俺は生まれた。
中丸の出産予定日がこの日だった、なんて中丸一人で騒いでるけど、しったこっちゃない(笑)
今日は彼女がお祝いしてくれるらしい。
仕事があるからいいと言ったんだけど、誕生日はいつになっても特別だっていうから…
でも、ホントは嬉しかったり(笑)
メンバーは俺の誕生日なんて覚えてるんだろうか?
中丸 「上田!はい、誕生日プレゼント!」
上田 「え?覚えてたの?」
中丸 「当たり前じゃん!なんてったって、俺の出産予定日…」
上田 「はいはい…」
これを話しだすと長いんだ…
ホントにおじいちゃんじゃないんだろうか?(笑)
他のメンバーも覚えててくれて、プレゼントやらご飯食べに行こうと誘ってくれた。
俺はメンバーに恵まれてるなと改めて思った。
でも、ご飯食べに行くのはさすがに断った。
だって、彼女が祝ってくれるって♪
7時に待ち合わせ。
俺は指定されたレストランへと向った。
レストランにつき、席に案内され、彼女を待った…
しかし、彼女はいつになってもこない…
すると、店員さんが、一通の手紙を持ってきた…
彼女からだった…
竜也へ
お誕生日おめでとう。
これからも頑張ってください。
応援してます。
それと…もう、貴方とは付き合えません。
さようなら…
……
えっ…
どうゆう事?
俺は状況がさっぱりわからなかった…
付き合えない?
さようなら??
……
俺、振られたんだ?
誕生日の日に振られるなんて格好悪〜…
呆然とする中で、一人で座って、泣いてる女性を見かけた…
あの人も俺と同じだろうか…
その時、店員さんが大きなケーキを持って彼女の席に現れた。
彼女は断ってるみたいだった…
なんでか、わからないけど、俺は彼女の席に行き、店員さんにケーキをお願いした…
上田 「俺にお祝いさせて」
女 「!!あの…」
上田 「いいから!」
彼女は と言った。
上田 「お誕生日おめでとう。実は俺も今日、誕生日。彼女が祝ってくれるって来たけど、振られちゃった(笑)」
「!!お誕生日おめでとうございます…ってあんまり、めでたくないですよね(笑)私も振られました(笑)」
上田 「同じだね(笑)」
「上田さんって、もしかして、KAT-TUNの?」
上田 「!あ〜、うん(笑)」
「なんで私なんかのところに…」
上田 「なんとなく(笑)」
さんは誕生日も一緒で年も一緒だった。
俺は、なんだか親近感を覚えた。
それは さんも同じだったと思う。
俺達は色々話をした。
彼氏、彼女の愚痴だったり、楽しかった事。
それを聞いてると同じような恋愛をしてきたなって…
大袈裟だけど、運命を感じた。
上田 「今日、会ったばっかりで、なんだけど、来年の誕生日も一緒に過ごさない?」
「えっ?いや、でも…」
上田 「忘れてなかったらでいいよ」
「わかりました(笑)」
そう言って、俺達は一年後の誕生日に再会する事を約束し、別れた。
一年後じゃなくても、またどこかで会えると思った。
なんてったって『運命』を勝手に感じたから(笑)
そして、一年後、あの時のあの場所で君に会う…
完
+++ あとがき +++
一気に書いた(笑)
同じ年、同じ誕生日で、運命を感じるようなって
いう設定にしたかったんです。
そしたら、こんな内容に( ̄∀ ̄;)汗
たっちゃん、22歳のお誕生日おめでとう〜♪
仁姫 '05.10.4
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