なんだよ…

どうすりゃいんだよ…

インフルエンザ

彼女の名前は。

高校の時からの付き合いで、かれこれ５年くらいになる。

今日はの家に行く約束をしてて、仕事が終わって行ってみると…

ピンポーン…

……

上田　「…？いないの？」

ピンポーン…

……

上田　「なんだよ…いないなら連絡しろよ…ブツブツ…」

俺は合鍵での部屋に入った。

そこには…

横たわってるがいた…

上田　「！！！！どうしたんだよ！！」

　「…」

上田　「！！」

俺はの傍まで行き、抱きかかえた。

抱きかかえたはすげー熱かった…

おでこを触ると…熱い…

上田　「熱あんじゃん！！おい！！！！」

　「…！たつ…や…」

上田　「お前、すげー熱！！病院行くぞ！病院！」

　「…え…ダメだよ…バレちゃうよ…」

上田　「そんな事はいんだよ！！」

　「ダメ…だよ…」

上田　「いいから行くぞ！」

　「…ごめん」

俺はを車に乗せて、俺がお世話になってる病院に連れてった。

　「…」

上田　「先生〜！コイツ見てやって！すげー熱！」

先生　「！お〜、ちょっと待ってろ〜」

俺は先生にを任せて、待合室で待った。

先生　「…インフルエンザだな〜。薬出すから、それ飲ませてゆっくり寝かせとけば大丈夫だ。水分忘れるなよ」

上田　「ふぅ〜…」

先生　「お前の女か？」

上田　「！うん」

そして俺はを連れて帰った。

インフルエンザかよ…

倒れてるからビックリすんじゃねぇ〜か…

上田　「安静にしてれば大丈夫だって」

　「…ありがとう」

上田　「あ〜、ビックリした（笑）」

　「ごめんね（笑）」

上田　「なんか食う？薬飲まないと」

　「ううん…いい…竜也…」

そういうとは俺に手を差し伸べてきた。

俺が手を握るとは眠りについた…

上田　「頑張れ〜」

　「…」

次の日、俺は仕事があるため、の家を出なければならなかった。

一人で大丈夫かよ…

上田　「…俺、仕事行くけど、大丈夫か？」

　「！うん…ありがと…お仕事頑張ってね…」

上田　「薬飲むんだぞ！！」

　「うん…」

俺は心配しながらも仕事場へ向かった。

仕事はキッチリやってたけど、俺は気が気じゃなかった。

大丈夫かな〜…

飯食える状況じゃねぇ〜しな…

あ〜…早く帰りて〜…

仕事が終わった時、時間は23時をすぎていた。

上田　「俺、急ぐから！お疲れ！」

みんな　「！お疲れ〜」

俺はすぐにの家に向かった。

途中、コンビニにより、ヨーグルトを買って。

上田　「！？」

　「！竜也…お帰り？お疲れ？」

上田　「…お帰り、お疲れじゃねぇ〜よ…大丈夫なのか？」

　「うん、なんとか（笑）」

上田　「なんだよ〜…」

　「心配だった？（笑）」

上田　「当たり前だろ！！　！」

　「…ありがと…ごめんね、心配かけて…昨日もずっと傍にいてくれたんだね。ホントにありがと」

上田　「あ、いや…」

　「インフルエンザ、かかるのも悪くないね（笑）」

上田　「！！もう勘弁してくれよ！！大変だったんだぞ！！」

　「（笑）」

は熱は下がったものの、まだ本調子ではなかった。

いつもうるさいくらいだから、たまにはいっか（笑）

いや…よくねぇ〜よ…

やっぱり元気ながいい！！

はぁ〜…今度は俺がインフルエンザになりそう…

完

+++　あとがき　+++

う〜ん…看病されたい（切実ｗ）
なんか、上田くんの慌ててるようなところを
表現したかったんですが…
インフルエンザ…かなり辛いッスil||li _|￣|○ il||li

仁姫　　'06.2.24

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