7月4日 今日は 仁の誕生日ね。
Happy Birth Day 21ｔｈ
1年前に別れた彼。
元気にしてるかな？
もう今ではすっかり 芸能人として、大きくなっちゃって･･･
全然手の届かない人になっちゃったね。
私は あの日のまま時間が止まってるのに、仁は どんどん遠い人になっちゃう
携帯も番号あのままなのかな？
あの癖も直っていないのかな･･･
ドンっ！
うつむきながら 歩いていたから 思い切りぶつかった。
「ご、ごめんなさいっ！！」
「いえ･･･ あれ？
？」
顔を上げると 今まさに考えてた仁が目の前に！
「じ、仁？！」
「何ボーっとしてんの？」
「あ… いや･･･ その･･･」
「全然変わってないよね、お前」
と、仁は口角をあげて 笑っている。
「時間ある？」
「うん。あるけど」
「じゃあ、少し話さねぇ？」
「え？仁は忙しいんじゃないの？」
「今日は オフなんだよ！」
という事で、昔の彼、赤西仁と話す事に。
･･･ KAT-TUNの赤西仁と 言った方がいいのかな。
「今日、誕生日だね。会うのわかってたら何か用意したのに」
「覚えててくれたんだ？」
「あ、うん。おめでとう」
「ありがとう。
は最近どう？」
いろいろ話したけど 肝心な、
− 今は彼女いるの？ −
って ところが 聞けなかった。
聞いたところで 元には戻れないとはわかってる。
でも 仁が大事にしてる人がいるか知りたくて･･･
知ったら、知ったで 自分が傷つくのもわかってる。
「
はあれから 彼氏できたの？」
え・・・？
なんだか 心を読まれたようで恥ずかしい。
「いないよ･･･」
「そっか」
「仁は？」
「俺も･･･いない」
「そっかぁ･･･」
今は仁、いないんだ･･･
でも この先大切な人を作っちゃうんだよね･･･
それから 仁と私は店を出た。
「じゃあ･･･お仕事がんばってね。」
「うん」
と 店先を後にして ゆっくり歩き出す。
「 っ！」
振り向くと、仁が走ってくる。
「俺！ 誕生日プレゼント欲しい！」
思わず吹き出してしまった。
「じゃぁ 一緒に買いに行こうか」
「そうじゃなくて！！ 俺が彼女を作らなかったのは 別れてからもお前だけを見てたから!!」
気がつけば 涙が溢れていた。
「私も･･･ ずっと仁だけを見てたよ」
仁は私を やさしく抱きしめて言った
「プレゼントありがとう・・・ もう前みたいに泣かせないから・・・」
こうして、私は 仁の21歳の誕生日プレゼントになった。
仁、21歳 おめでとう
------ あとがき -----
- OR
良かったらCLAPお願いします ﾍﾟｺﾘ! ┏○
仁くんの誕生日と遅れてになるけど UPしました！
ご、ごめんなさい _|￣|○ｶﾞｯｸｼ･･
と、とりあえず おめでとう！！
感想頂けると嬉しいです！ ＋ 和姫 ＋
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