明日は 俺の20回目の誕生日。

 

 

 

 

 

Happy Birth Day 20th

 

 

 

 

最近は毎日TVに出てるから それだけ 家へ帰る時間も遅い。

 

 

 


でも 毎日が充実してるんだよね。

 


・・・  の事を覗けば・・・

 

 

 

 

 

とは 俺の彼女なんだけど


なんとも 謙虚な彼女なんだよね。

 

 

 

常識もあるし、頭もいいし、もちろん 顔もいいし。

 

 

でも それを表に出さないっていうか。

 

 

 

そういう所に惚れたんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

会いたいなぁ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 


日付が変わってから


から メールが来た。

 

 

 

 

 

 

 

受信 
淳くん 起きてる?

 

 

 

 

 

 

 

送信 
起きてるよ

 

 

 

 

 

 

 


受信 
疲れてる?

 

 

 

 

 

 

 


こうやって いつも気遣ってくれる所も好きだな。と素直に思える。


もう 1ヶ月も会ってないし、すごく会いたくなった。

 

 

 

 

 


本当は少し疲れてたけど、メールの返信は 


「疲れてないよ」


と しておいた。

 

 

 

 

 

 

 


こんな夜中に 会いたくなっても やっぱり 女の子だから


呼び出す訳にも行かなくて・・・

 

 

 

 

 

 

 


受信 
もしよかったら 公園に来て。

 

 

 

 

 

 

 


もしかして 近所の公園へ来てるのか?

 

こんな 夜中に・・・。

 

 

 

 

俺は 公園まで 走って行った。

 

 

 

 

 

「淳くん!」


「何してるの?! 夜中に危ないよ!」


「・・・ごめん・・・ 今日、淳くんの誕生日だから どうしても一番に会いたくて・・・」


「でも 行ってくれたら 迎えに行くのに」


「少しでも 早く会いたくて」

 

 

 

 


と、その手に持っていた物を 差し出した。

 

 

 

 

「作ったの おいしいかわからないけど。」


「ありがとう。 あけていい?」

 

 

 

 

それは ケーキだった。

 

 

 

 

 


俺のために作ってくれたケーキ。


1ヶ月も会ってなかったのに ちゃんと憶えていてくれたんだ・・・

 

 

 

 

 

 

「今、食べてもいい?」


「フォークあるよ」


「持参なんだ?!」


「あ!! その前に!」

 

 

 

 

 

 


はポケットから ゴソゴソと何やら出した。

 

 

それは 大きなろうそく2本。

 

 

 

 

 

 

「コレ立てなくちゃね」

 

 

 

 

 


フワッと  の匂いがし、 ケーキを囲む 俺たちの顔も 明るくなる。

 

 

 

 


「淳くん おめでとう」


「ありがとう。」

 

 

 

 


と  にお礼を言って、


唇を 重ねた。

 

 

 

 

 


20代最初の誕生日を 会いたかった彼女と一番に会えて よかった。


また 来年も作ってくれるかな?

 

 

 

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じゅんのくん お誕生日おめでとう!  和姫


 

 

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* 05.11.29 *

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