俺の彼女 は…
ほんとに俺の事が好きなのかわからなくなる事が多々ある。
わがまま
だってよ?
普通なら彼氏のコンサートは1回くらい来るだろ?
そう。
1度も来た事がない…
チケットを取って渡しても来たのは
の妹。
なんで?
俺のは来ないのに他のコンサートには行くんだ?
俺だって大好きな
にちゃんと、見てもらいたいのに!
ある時聞いてみたんだ。
「なんで、他のコンサートにはよく行くのに、俺のは来てくんないの?」
「んー…いいんじゃない?」
雄 「よくないッ!」
「えー…」
雄 「そんなに嫌なんだ?」
「だってさ、雄一は見てくれる人がたくさんいるじゃん?ね?」
雄 「それはそれで見に来てくれるお客さんが多いのは嬉しいけど、
に一番来てもらいたいんだよ!なのにッ!…」
と 俺が言い終るか、終わらないかと同時に
がさっきまでとは違う強い口調で
「嫌なのッ!雄一が他の大勢の女の子に『キャー、キャー』騒がれるのがッ!!私はファンの一人じゃないの!」
言い終わった の顔は少し涙を溜めていた。
今まで そんな顔見せた事がなかったのに…
少しの沈黙の後
は部屋を飛び出していった。
俺・・・どうしたらいいんだろう。
今が一番楽しいけど
も失いたくない。
欲張りなのかな・・・
少ししてから
へメールをした。
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送信
本文
の気持ちはわかった。
とりあえず 話したい。
待ってるから。
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メールをしたものの、
から返事はなかった。
が 帰って来たのは 夜だった。
「こんなの ウザいよね。」
そう言う、
は 無理をして笑っていた。
は いろいろ考えていたんだろう。
この雰囲気からすると 俺がこういうのをウザいと思っていると思って、
別れを切り出そうとしている感じがした。
「だから もう…」
雄 「俺はッ! 仕事は大事だし 今が一番楽しい… けど も失くしたくない!」
そう言うと俺は
にそっと両腕を回した。
俺を見上げてる
の大きな瞳から涙が一粒落ちた。
雄 「ずっと…辛かったんだな…ごめん… もう、無理言わないから」
俺は抱きしめるしかなかった。
しばらくして、ずっと黙ってた
が口を開いた。
「ごめんね…」
雄 「…いいよ… 俺もそんな風に思っていたとはわかんなかったし…」
それから しばらくして、ツアーが始まった。
最終日。
何気に客席を見ると
がいた。
…えぇッ?!
いやだって言ってたのに…
俺はうれしくて 思わず
雄 「愛してるーーー!」
と を 指差して言った。
終わってから メンバーには
「お前、
ちゃん来てたからって コクんなよー」
「家でやれよ」
だの いろいろ言われてたけど…
あんだけ 拒んでたのに来てくれたらやっぱ嬉しいよな。
後で、
には
「恥ずかしかったよ!」
って 少し怒られたけど、愛してるのは仕方ないんだから!
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本当はもっと早くUPすればよかったんだけど
この小説、ずっと眠っていました(υ′Д`)
仁姫にプレゼントで書くつもりがかなり遅くなってしまいました。
ごめんよ、仁姫(υ′Д`) *和姫*
07.01.11
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