俺の彼女 は…        

 


ほんとに俺の事が好きなのかわからなくなる事が多々ある。

 

 

 

 

 

わがまま

 

 

 

 

 

 

 


だってよ?
普通なら彼氏のコンサートは1回くらい来るだろ?

 

 

そう。
1度も来た事がない…

 


チケットを取って渡しても来たのは の妹。

なんで?
俺のは来ないのに他のコンサートには行くんだ?


俺だって大好きな にちゃんと、見てもらいたいのに!

 

 

ある時聞いてみたんだ。

 


「なんで、他のコンサートにはよく行くのに、俺のは来てくんないの?」

「んー…いいんじゃない?」

雄 「よくないッ!」

「えー…」

雄 「そんなに嫌なんだ?」

「だってさ、雄一は見てくれる人がたくさんいるじゃん?ね?」

雄 「それはそれで見に来てくれるお客さんが多いのは嬉しいけど、
       に一番来てもらいたいんだよ!なのにッ!…」

 


と 俺が言い終るか、終わらないかと同時に
  がさっきまでとは違う強い口調で

 


 「嫌なのッ!雄一が他の大勢の女の子に『キャー、キャー』騒がれるのがッ!!私はファンの一人じゃないの!」

 

 

言い終わった の顔は少し涙を溜めていた。

今まで そんな顔見せた事がなかったのに…

 

 


少しの沈黙の後  は部屋を飛び出していった。

 

 

俺・・・どうしたらいいんだろう。
今が一番楽しいけど  も失いたくない。


欲張りなのかな・・・

 


少ししてから  へメールをした。

-------------------

送信 

本文  の気持ちはわかった。
   とりあえず 話したい。
   待ってるから。

-------------------


メールをしたものの、 から返事はなかった。

 

 

 

 


が 帰って来たのは 夜だった。

 


「こんなの ウザいよね。」

 


そう言う、 は 無理をして笑っていた。


は いろいろ考えていたんだろう。
この雰囲気からすると 俺がこういうのをウザいと思っていると思って、
別れを切り出そうとしている感じがした。

 


「だから もう…」

雄 「俺はッ! 仕事は大事だし 今が一番楽しい…  けど  も失くしたくない!」

 


そう言うと俺は にそっと両腕を回した。
俺を見上げてる の大きな瞳から涙が一粒落ちた。


雄 「ずっと…辛かったんだな…ごめん… もう、無理言わないから」

 

俺は抱きしめるしかなかった。


しばらくして、ずっと黙ってた が口を開いた。

 

「ごめんね…」

雄 「…いいよ… 俺もそんな風に思っていたとはわかんなかったし…」

 

 

 

 

それから しばらくして、ツアーが始まった。

 

 

 


最終日。

 


何気に客席を見ると  がいた。


えぇッ?!


いやだって言ってたのに…

俺はうれしくて 思わず

 

雄 「愛してるーーー!」

 

と  を 指差して言った。

 

 


終わってから メンバーには 


「お前、 ちゃん来てたからって コクんなよー」

「家でやれよ」


だの いろいろ言われてたけど…

 

あんだけ 拒んでたのに来てくれたらやっぱ嬉しいよな。

 

 


後で、 には

 

「恥ずかしかったよ!」

 

って 少し怒られたけど、愛してるのは仕方ないんだから!

 

 

 

 OR 
クリックお願いします。もちろん両方クリック大歓迎です!

 

本当はもっと早くUPすればよかったんだけど

この小説、ずっと眠っていました(υ′Д`)

仁姫にプレゼントで書くつもりがかなり遅くなってしまいました。

ごめんよ、仁姫(υ′Д`)   *和姫*

 

 

07.01.11
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送