俺、亀梨和也。
なんと、今日で二十歳です。
今日は、彼女がお祝いしてくれるみたいだけど、
絶対何か企んでる。。。。
俺の誕生日!どうか無事でいてくれっ!!
仕事が終わって、メンバーから冷やかされながらもソッコーで帰ってきて、
マンションを見上げると灯りが見えた。
亀 「ただいまっ」
言いながら部屋に入ったんだけど、 の姿が見えない・・・。
誕生日はドッキリで始まるのか??
探すまでもなく、 の気配はバスルームから漂ってきた。。
いつになく大胆・・・。
もしかして、
「プレゼントは ワ・タ・シ♪」
とかって言うんじゃないだろうな!!!(興奮)
こっそり覗いてみる・・・・・・
「蘭ちゃーん、ごめんねぇ・・・。キレイにしてあげるからねーーー」
え・・・・(汗
蘭に、何したんだよ・・・・・
蘭、 を許してあげてね・・・・(泣
この分だと、 は帰ってきたことに気づいてない。
寝室に隠れて、 を驚かせようっと!!
誰かが俺にキスしてる。。。
いつの間にか寝ていたらしい。
目を開けてみたけど、真っ暗で何も見えない。
これは・・・ ??
!!
俺の服を脱がせようとしてる・・・。
こんな事、今まで絶対にしなかったのに。
「和也、お誕生日おめでとう。」
やけに色っぽく囁く ・・・。
やっべ、理性が飛びそう。
いいのかな、誘われてるんだよね、俺。
いいのかな、いいんだよね!!
亀 「 ッ!!愛してるよ!!」
俺は を押し倒した。。。。
「和也、起きてよぅ。」
ん??
目を開けると、そこにはいつもの がいた。
「帰ってきたんだったら、声かけたらいいのに。
着替えしようと思って来てみるとスヤスヤ寝てるんだもんww」
そういって、 はクスクス笑った。
あれは・・・夢??
亀 「ね、ねぇ、 、さっきさ・・・。」
「ほら、早く来て。ごちそうが冷めちゃうッ。」
に連れられるままリビングに出て見ると、すっごいたくさんの料理と、おっきなケーキ。
亀 「 、俺のためにこんなに作ったの?大好きだよぅ、 。」
キスしようと抱きしめたら、スルリとかわされた。
どーも、 の様子が変だ・・・。
なんだろう。。。部屋の中に違和感がある・・・・。
突然、電気が消えた。
何だ?何なんだ??
困惑してると、灯りはついた。
亀 「!!」
そこには、ついさっき別れたメンバーの顔。
みんな、ニヤニヤしてる。
・・・・??
亀 「な・・・んで??」
仁 「なんでって・・・・」
淳 「だって今日は・・・・」
聖 「亀、お前の・・・」
竜 「20才の・・・・」
雄 「お誕生日、だろっ?」
を見るとニコって笑った。
企みはこれだったのか・・・。
どおりでみんな、素直に帰してくれたわけだ。。。
亀 「みんな・・・サンキュー!!」
みんなでビールで乾杯して、ろうそくの火を消して、
の作った料理を取り合いしながら食べた。
こういう事、最近無かったからすげぇ楽しかった。
は俺の横に座って、みんなの話を聞いてただ笑ってた。
ああ、こういう時間がもっとあればいいのにね・・・・。
雄 「なあ、聞いて。おれさー、さっき亀に襲われちゃったよ!!」
中丸が突然とんでもないことを言い出した。
仁 「マジで??とうとう男もかよっ!!」
亀 「はっ?意味わかんないし。」
淳 「亀、 ちゃんがいるのに・・・・」
竜 「亀、俺のこと襲わないでね。。。」
聖 「ってか、いつヤられたんだよ、中丸」
雄 「それはぁ、さっき、亀が寝てたのね。寝室で。
俺、トイレの帰りに発見しちゃってさぁ。」
All 「うん。」
雄 「で、ちょっとイタズラしようと思って、亀の服を脱がせたわけ。
ちょうどそこにシャンプーの終わった蘭ちゃんも来て、
亀の口をペロペロしてたんだよねぇ。」
あのキスは蘭だったのか・・・・・
ってことは、俺が押し倒したのって・・・・・・!!!
亀 「中丸、あと言うな!!!」
「プッ(笑)」
亀 「 、お前もしかして、知って・・・・・た??」
All 「『 ッ!!愛してる!!』ってやつ??ギャハハハハッッ!!」
亀 「・・・・・・(汗」
雄 「今度は、優しくしてね♪」
亀 「この・・・ヅラぁぁぁ!!!」
雄 「さ、みんな、そろそろ帰ろうぜ〜〜」
仁 「お、そうだな、そろそろ行くか。じゃな、亀。」
淳 「亀、また明日ね。 ちゃん、ごちそうさまでした。」
竜 「亀・・・・・襲わないでね・・・w」
聖 「寝坊すんなよっ!」
みんな、人の話も聞かず、好き勝手言ったあげくに帰って行った・・・。
「ごめんね、びっくりさせたかったんだ。」
亀 「いや、いいけど・・・・。ありがとう、 。」
「あのね、和也へのプレゼントなんだけど、、、。」
亀 「うん?」
「ごちそうのメニューばっかり考えてたら、買うの忘れちゃって・・・・。」
亀 「・・・いいよ、気にしてないから。」
「あ、あのね?」
亀 「なに?」
「・・・・でもいい?///」
亀 「ん?」
「あ・・・・・・あ・・た・・・・しでもいい??///」
亀 「!!」
抱きしめてキスして、抱き上げて、そのまま寝室に連れてった。
亀 「今度は間違わないよ。」
「??」
亀 「 、愛してる。」
「プッ(笑)」
亀 「笑うなよw」
「ごめん。私も愛してる。」
「お誕生日おめでとう、和也。」
亀 「ありがと。これからもずっとそばにいてね。」
「うん。」
亀梨和也、20才。
今日は最高の誕生日になりました!!!
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ラン姫 2006.2.23
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