君は砂浜で、オレンジの夕日を浴びていた…
君と・・・
いつもより大人びて見える君から、僕は目が離せなかった。
このまま、時が止まればいいのに…。
車から降りてドアを閉めた。
その音で君が振り返る。
振り向いた君も、夕焼けもとても眩しくて、僕は目を細めた。
君の茶色い髪の毛は、夕日を浴びてなおさら茶色になり、輝いていた。
僕は久しぶりにカメラを構えた。
君のうれしそうな顔、はしゃいだ姿、波と遊んでいる君…
君の全てをカメラに収めようとシャッターを切る。
どこからか小さな男の子が君の所へ駆けて来た。
無邪気な顔をして遊ぶ、君と男の子。
今度は、幸せな時間を閉じ込めるように僕はシャッターを切る。
夕日が沈む頃、男の子はお母さんらしき人に手をひかれて帰っていった。
君との別れが惜しいのか、何度も振り返りながら…
浜辺には、また、僕と君の二人…。
どちらからともなく近付き、僕たちはキスをした。
甘えるように僕の胸に顔をうずめる君…
本当にこのまま時間が止まってしまえばいいのに…
ふと、君が顔を上げた。
小さなキスを僕にして、車へ駆けて行った。
そうだね、帰ろう、僕たちのお城へ。
次の休みも、二人で海に来ようね。
僕は、君の小さな足跡を追いかけて、ゆっくり歩いて行った…
いつまでも、君と二人で…
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えーっと、なんか詩みたいになりました(; ̄ー ̄川 アセアセ
イメージは亀ちゃんの心の中。
お相手は彼の大事な、小さな彼女のイメージですw
ラン姫 2006.5.30
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