ある日を境に笑顔をなくしたキミ…
全ては俺のせい…
笑 顔 <前編>
俺は一度、歌番組で一緒になった時から彼女の虜になった…
彼女の名前は 20歳。
デビューは15歳の時、17歳の時にはトップに。
出す曲、全てがヒットし、しかもロングヒット。
彼女がデビューした時、俺より1つ上なのにすげぇ〜なって思う程度。
虜になるくらいに興味はなかったけど、初めて一緒に仕事をして、虜になった…
仁 「お、 ?」
亀 「うん…すげぇ〜な〜って」
仁 「田口が仲いいみたいだよ?」
亀 「マジ?なんで田口と仲がいんだ!!」
俺は田口を待っていた。
紹介してもらうために(笑)
田口 「終わった〜!」
亀 「田口!お前、 と仲いいの?」
田口 「 ?仲いいっていうか、家が近い(笑)親が仲いいから自然に」
亀 「紹介してくんね?」
田口 「いいけど、珍しいね?(笑)」
俺は さんに会えると思うと嬉しくてたまらなかった。
田口 「亀〜!今日、一緒に飯食いに行くけど行く?」
亀 「行く!」
ドキドキした…
さんに会える…
「じゅんの!」
田口 「!おまたせ!メンバーの亀梨」
亀 「亀梨和也です!」
「初めまして。 です!」
田口 「腹減った〜!」
「おつかれ様でした!」
乾杯をして飯を食って、いろんな話をして盛り上がった。
亀 「今度、ライブきてくださいよ。チケット送ります」
「え〜!ホントに?ジャニーズのライブのチケット、
なかなか取れないんだよねぇ〜って、そうか、その手があったか(笑)」
田口 「今までどうしてたんだよ」
「えっ?電話してた(笑)」
亀・田口 「!!(爆)」
「そんなに笑うなよ(笑)」
田口 「いや、普通にうけるから(笑)」
意外な一面を見たというか。
ずっと笑ってて笑顔が印象的だったのに対して、また違った さんを見れて嬉しかった。
俺は さんの事が好きだと、この時思った。
「来週からだったかな?ツアー、始まるんで、
よければ皆さんできてください。チケット送っておきます」
亀 「ありがとうございます!」
そして、俺達は店を後にした。
さんは全国ツアーに入った。
俺達は東京公演に招待された。
「今日はどうもありがとうございます。最後まで楽しんでってくださ〜い!」
さんのファンは年齢層が高く、落ち着いた雰囲気だった。
すげぇ〜癒される。
そんな気持ちだった。
中丸 「なんか、癒されるな」
亀 「うん…」
激しい曲からギターの弾き語りから幅広い曲層。
俺はのめり込んでいた…
「今日はどうもありがとうございました〜!
暗いので道中お気をつけてお帰りくださ〜い!ありがとう〜!」
田口 「楽屋行こっか!」
亀 「行く!」
田口 「失礼しま〜す」
「は〜い!」
田口 「おつかれさま〜!凄いよかった!」
「ありがとう!あ、どうも、初めまして。 といいます」
みんな 「初めまして」
中丸 「とってもよかったです。癒されるっつうか…」
亀 「感動しました!」
「ありがとう!周り大丈夫だった?いい男が6人も、しかもKAT-TUN(笑)」
さんは疲れてるのにも関わらず、いっぱい話してくれた。
田口 「じゃ、そろそろ行くよ」
「うん、ありがとう!」
亀 「あ、これ…俺の携番とアドレス」
「えっ!いいの?嬉しい〜!ありがとう!」
俺はみんなが出た後に携番とアドレスを教えた。
メールがくる事を祈って♪
俺はしばらく携帯とにらめっこ状態だった…
その姿は異様だったと思う(笑)
田口 「どした?」
亀 「ん?いやさ、携番とアドレス教えたんだけどさ…」
田口 「こないんだ?教えようか?」
亀 「いや、いいよ(笑)」
その時、携帯の着信音が鳴った…
−−−−−−−−−−
×××@×××.ne.jp
[件名]
です
[本文]
遅くなってすみませんm(__)m
すぐに送るのも悪いし、
なんて思ってたら遅くなっちゃったf^_^;
携番は090-17**-****です。
−−−−−−−−−−
亀 「きた〜!!」
俺はすぐに返事を返した。
でも、嬉しすぎてあんまりよくわからない文章だったと思う(笑)
その日から俺はテレビ、雑誌などで さんが好きと言っていた…
それが最悪の方向に行くなんて…
それを知ったのは随分先の事だった…
司会者 「亀梨くんは さんの事が好きだって、ちょっとした有名ですが」
亀 「好きですね。曲もいいし、全てにおいて勉強になります。見習うところがいっぱいありますね」
これが更に火をつける事になる…
「はぁ〜…」
マネ 「またきたの?」
「…またきちゃった…ね…私が何したってんだ…」
田口 「亀!お前、 が嫌がらせされてるの知ってたか?」
亀 「えっ?」
マネ 「失礼します。ワタクシ、 のマネージャーをやってます。
今日は亀梨さんにお願いがあってきました」
亀 「!はい」
マネ 「亀梨さんの が好きって発言、控えてもらえませんか?
ちょっと、精神的にもきてるので…」
マネージャーさんはよろしくお願いしますと言って出てった…
俺が原因で…
精神的に追い込んだ…
頭が真っ白になった…
俺のせいで…
悔やんでも悔やみきれなかった…
ごめん、 さん…
ごめん…
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