絆
私は高校生の時に、付き合ってた彼がいた。
その事はしか知らない。
と、思う(笑)
凄く好きだった。
ず〜っと一緒にいたかった。
でも、向こうはそうじゃなかったみたい。
私は彼に一生懸命尽くした。
特に料理は頑張った。
手料理が食べたいってゆうから、頑張った。
なのに…
彼には本命の彼女がいた。
私は遊びのうちの一人だった。
付き合えただけでもいいじゃん
彼が言った言葉。
ふざけんな!!
って感じ。
でも、言えなかった。
なんで言えなかったんだろう…
中丸 「どした?」
「!雄ちゃん」
中丸 「難しい顔してるぞ?」
「!」
中丸 「なんかあった?」
「ううん、ちょっと高校生の時の事、思い出してた」
中丸 「高校生の時?」
「うん…淡い青春…(トオイメ)」
中丸 「…お前にもそんなのあったのか?(笑)俺には元気いっぱいのしか見えなかったぞ?」
「!失礼な…」
すると、どっから沸いてきたのかみんな集まった。
「…」
仁 「こんなとこにいたのかよ」
上田 「お前ら仲いいよな(笑)」
田口 「〜!今度から、俺、誘ってよ!」
聖 「で、何してんの?」
「…」
中丸 「なんもしてねぇ〜よ。ここきたら、いたから」
ここは学食。
もう少しでお昼。
学生はパラパラいる程度。
なぜ、私が行く所々にみんないるんだ…
その時、騒がしくなった。
女 「和也!待ってよ!」
亀 「待たない!」
女 「他に何人、女がいんのよ!」
亀 「いないし、関係ないだろ!」
仁 「まただよ(笑)よくやるな、アイツも」
聖 「モテる男は辛いな〜(笑)」
亀 「!!!」
「!」
亀 「俺の彼女!」
「!」
みんな 「!」
女 「…どうやって、和也をたぶらかしたか知らないけど、
なんであんたみたいな女が和也の彼女なのよ!!」
仁 「おい、それはないんじゃ…」
亀 「彼女なんだよ!わかったらもうこないでくれ!!」
女 「!全然、普通の子じゃない!私のどこがこの子より劣ってるのよ!」
亀 「おまっ…」
上田 「全部じゃん?全部、劣ってると思うよ?人間として」
女 「!! …さよなら!!」
「…」
「! ? どうしたの?」
みんな 「…」
なんなの?
なんでそこまで言われないといけないの?
私、貴方になんかした?
……
聖 「あれはないだろ…」
仁 「お前、もう少し、上手くやれよ」
亀 「いや、だってさ…」
亮 「ーー!!」
「…いい加減にして!!」
みんな 「!!」
「…なんなの?みんなして…私の事、なんだと思ってんのよ!!
和也の彼女?ふざけないでよ!なんで、いつもいつも私が和也の尻拭いしないといけないのよ!
…普通の何が悪いのよ!!あんな女と比べられたくないわよ!!
亮ちゃんだってそうよ!なんで、私が亮ちゃんの課題やらないといけないのよ!
…みんなして…みんなして私の事バカにすんのもいい加減にして!!」
みんな 「!!」
「…」
「…普通の何が悪いのよ…普通の人は真剣に人と付き合っちゃいけないの…?
人を好きになっちゃダメなの…?付き合えただけでいいじゃん?ふざけないでよ…ふざけないでよ!!」
私は今まで言葉にする事が出来なかった事をぶちまけた…
悔しい…
こんな事くらいで…
悔しくて涙がでてきた…
「…」
「!…ごめん、帰るわ」
みんな 「…」
「…」
そう言って、私はその場を去った…
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* '06.5.8 *
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