私が貴方で、貴方が私で
コンサートの日が近づくにつれ、私は緊張が高まってきた。
亀 「…」
上田 「どうしたの?」
亀 「!あ…震えがとまらなくて…」
上田 「!手、貸して」
亀 「!」
上田くんは私の手をとるとギュッと握ってくれた。
上田 「…亀の手を握るなんて絶対ありえないけど(笑)
大丈夫。できるから…あんだけ練習したじゃん」
亀 「!ありがとう…」
そうだよ。あんだけ練習したじゃん!
頑張る!!
絶対できる!
なんて思っていても、私は近づいてくるコンサートに
緊張して震えが止まらなかった。
コンサートのリハーサルも終え、その日の仕事も終わり、
私はプラプラ街を歩いていた。
みんな気付いているのか、チラチラと見てくる。
なんか恥ずかしいね(笑)
その時、声をかけられた。
女 「KAT-TUNの亀梨くんですよね?」
亀 「!はい…」
女 「握手してください!」
亀 「はい…」
女 「ありがとうございます!頑張ってください!!」
亀 「ありがとう」
私もこんな感じなんだろうな。
なんか私なんかでごめんなさいって感じ。
…ホントに戻るのかな…
……
すると、携帯が鳴った。
♪〜
着信:仁くん
亀 [ はい ]
仁 [ 今、どこ〜? ]
亀 [ あ、○×… ]
仁 [ そこ動かないで。じゃな ]
亀 [ え?あ… ]
切れた…
動かないでって…
と、何分もしないうちに仁くんが車できた。
仁 「 ちゃ…亀!」
亀 「!」
仁 「乗って!」
亀 「うん…」
仁くんの車に乗り込んだ。
てか、どうしたんだろ。
亀 「助手席でいいの?」
仁 「当たり前だろ(笑)」
亀 「あ、そう…」
仁 「ん?」
亀 「いや、彼女とか…」
仁 「!彼女いねぇ〜し、亀だし(笑)」
亀 「!そうだった…亀ちゃんだった…」
仁 「忘れんなよ(笑)」
亀 「!(笑)」
そうだよ。亀ちゃんなんだよ…
亀 「どこ行くの?」
仁 「内緒(笑)」
そういうと仁くんは黙って車を走らせた。
仁くんの運転する車に乗れるなんて贅沢だな(笑)
私はウトウトとし、寝てしまった。
仁 「!…」
亀 「zzz…」
夢を見た…
亀ちゃんの運転する車に乗り、二人でドライブしてる夢…
亀 「zzz…亀…ちゃ…ん…」
仁 「!!」
凄い楽しい夢だった。
亀ちゃんが手を繋いでくれて、「 !」って…
亀 「…ふふっ…」
仁 「!笑ってる(笑) ちゃん!」
亀 「!あ…寝てた…」
仁 「ニヤけてたよ(笑)」
亀 「!」
仁 「よだれたれてる…」
亀 「!!」
仁 「嘘(笑)」
亀 「!ひどー!!」
仁 「(笑) 着いたよ。外でよ」
亀 「え?」
着いた場所は海だった。
潮風が気持ちいい季節だった。
亀 「気持ちい〜!」
仁 「コンサート前、よくここにくるんだ」
亀 「!コンサートか…」
仁 「…頑張ろうぜ」
亀 「!うん…」
仁 「 ちゃん、俺さ…」
亀 「え?」
仁 「あ、いや…」
亀 「?」
しばらく潮風にあたってから、仁くんは家まで送ってくれた。
そして、コンサートツアーが始まった…
----------
* '06.7.27 *
OR
クリックお願いします。もちろん両方クリック大歓迎です!
作品については作品名も記入して頂けると嬉しいデス
感想なんかもくれると大喜びます♪
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||