私が貴方で、貴方が私で
二日目、三日目と順調にコンサートをこなしていった。
コンサートにもだいぶなれ、余裕もでてきた。
そして、最終日が近づいてきた。
中丸 「もう終わりだな〜」
田口 「早かったねぇ〜」
亀 「…」
仁 「明日は亀と ちゃんくるな」
亀 「!」
聖 「大丈夫だよ!今までやってきたんだから!」
亀 「うん…」
上田 「大丈夫だよ!」
亀 「うん…」
亀ちゃんと がくる。
それに最終日…
最終日だ…
仁 「よし!飯行こうぜ!」
中丸 「お〜!いいね!行きましょ!行きましょ!」
みんなでご飯を食べに行った。
ご飯を食べてる時、私は震えだした。
上田 「!手!ほら…」
亀 「!…ごめん…」
仁 「あー!お前!」
亀 「…ごめん…」
仁 「 ちゃん…?」
震えだすと、上田くんが手を握ってくれた。
でも、その震えではなく…
私は泣いてしまった…
中丸 「!ど、どうしたよ?」
亀 「…っ…」
私は何をどお説明していいかわからず、ただ泣くだけだった…
みんな 「…」
亀 「…ごめんなさい…なんか…これが終わったら終わりそうな感じがして…」
田口 「終わる?」
亀 「もうみんなとは一緒にいれないような感じが…」
みんな 「!」
亀 「…でも、みんなと離れたくなくて…亀ちゃんが本当に好きで…
このままみんなに忘れられちゃうんじゃないかって…」
みんな 「…」
仁 「…忘れるわけねぇ〜じゃん…」
聖 「そうだよ!忘れねぇ〜よ!」
亀 「…ありがと…」
ありがと…
嬉しくてまた涙を流した…
そして、最終公演…
ステージに出て、亀ちゃんと を確認した。
私は精一杯、ステージで歌って踊った。
コンサートも中盤にかかった頃…
その時は突然やってきた…
* * *
ちゃんと待ち合わせをして、会場に向かった。
なんだかドキドキしてたまらなかった。
俺がステージに立ってるわけじゃないのに…
自分のコンサートを客席から見るなんて不思議な感じ。
どんな風に見えるのか楽しみでもいた。
「初めてだからドキドキする(笑)」
「!俺も初めて(笑)まさか自分のコンサートを客席から見るなんて(笑)」
「そうですね(笑)」
そして、会場に入り、コンサートがスタートした。
ステージにいる ちゃんは俺達の場所を確認してくれた。
ちゃんの歌、踊りは完璧だった。
「すげ…」
最終だから、もう慣れたんだなと思わせるような堂々としたものだった。
俺はくぎづけになった。
と、その時、会場の照明が一気に落ちた。
「!何?停電?」
「真っ暗…」
会場の照明が一気に落ち、真っ暗に…
そのうち、アナウンスが入るものの、辺りは騒然としていた。
メンバーもみんなに呼びかける。
ただ、声が思うように届かない…
すると、ステージから歌声が聞こえた。
亀 「〜♪ い〜ぽずつで〜いいさ〜、この手〜をは〜なさずに〜」
ちゃんだった。
ステージの上で ちゃんが「絆」を歌いだした。
マイクも使えないからアカペラで…
その声に反応したメンバーが一緒になって歌う…
そして、会場にいるみんなも歌いだした。
亀 「落ち着いてください!こっちの不注意でこんな事になってしまってすいません。
でも大丈夫ですから!みんながパニックになると、大惨事になる恐れがあります。
ちゃんと対応してますので、落ち着きましょう」
なんて子なんだ…
一瞬にして、会場を落ち着かせた。
そして、しばらくして、照明がつき始めた。
その時だった…
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その時だった…
な、何??何が起こるの??
って、そんな期待できる事でもないけど...( = =)トオイメ
「絆」大好きなんです(*/∇\*)
* '06.8.1 *
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