私が貴方で、貴方が私で
次の日、目覚めがよかった。
亀 「ん〜!よく寝た〜!」
すると、携帯がなった。
いや、なってたと言った方がいいか…
亀 [ はい… ]
仁 [ お前、何やってんだよ!!時間すぎてんぞ! ]
亀 [ え? ]
!!!
しまった…
寝過ごした…
亀 [ すいません、すぐ行きます ]
私は電話を切ってすぐに現場に向かった。
現場につくと、みんな揃っていた…
亀 「すいません…遅くなりました…」
空気が冷たい…
……
聖 「今日、大事だって知ってんだろ?」
亀 「…」
みんなの目が冷たい…
なんで寝過ごしちゃったんだろ…
私は申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
もちろん、亀ちゃんにも…
それから、仕事を始め、休憩…
亀 「…」
仁 「ごめんな。あんな電話。でも、亀がこういう状況って俺らしか知らないし、
あん時はあ〜やって言うしかなかったんだ」
聖 「ごめんな…」
亀 「!いえ、大丈夫です。私の責任がなさすぎたんです」
仁 「!…なるべくフォローはするから」
亀 「…ありがとうございます」
みんなに迷惑かける。
そんなんじゃダメだ。
私は『亀梨和也』なんだ…
* * *
ちゃん頑張ってるかな〜…
大丈夫かな〜…
その時、一人の男に呼ばれた。
男 「あ、あのさ、俺、の事、好きなんだ…」
「え…」
男 「あ、いや…」
「…ごめんなさい。今、好きな人がいて…」
男 「あ、そうなんだ。うん、わかった。ごめんな、急に…」
「ううん…ありがとう」
……
へぇ〜…モテるんだ(笑)
……
「さ〜!帰ろう〜!あれ?どうしたの?」
「!告白された」
「え?誰に?」
「わかんない(笑)」
「そりゃ、そうだよね(笑)」
そして、俺とちゃんは一緒に帰った。
なんかスッキリしない…
なんでかわかんないけど…
「もうすぐコンサートですね〜…」
「!」
「こんな事、言っちゃダメだけど、は生で、しかも近くで見れるんだ〜…」
「…」
「…すいません…」
「!あ、ごめん…」
「いえ…にも亀ちゃんにも悪いなって…」
「…」
そうだよ…
コンサート…
……
「チケットとってもらうからコンサート行こうよ!」
「え?」
「な!」
ちゃんも心配だったけど、コンサートも心配だった。
俺達でも結構ハードなのに、ちゃんだったら…
それからしばらくして、コンサートの構成などのミーティングが
始まったとちゃんからメールがきた。
順調に『亀梨和也』をやってくれてるみたい。
それは雑誌やテレビを見ててわかる。
でも、コンサートのリハーサルが始まって、ちゃんが倒れたと連絡が入った…
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* '06.7.19 *
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